岩崎徹也「部下のやる気はいらない」読了の感想
こんばんは㌰㌰クラゲです。
今日は珍しく読了ブログです。タイトルの本を読みました。
部下のやる気はいらない 「一歩踏み出す」からはじめるコーチング | 岩崎 徹也 |本 | 通販 | Amazon
感想
一言でいえば、「自分が経験として知っていることをここまで言語化してくれる本があるのか」という気持ちでした。
それだけではなく、この本を通じて新たに得られた発見や、今まで自分がやってきたことを他人に伝えるときに簡潔に「この本を読め」と言えるくらいの濃密さ、素晴らしかったです。
コーチングをする人だけではなく、コミュニケーションをするすべての人に読んでほしい良書
タイトルでは「部下」という言葉を使っていますが、コミュニケーションをする人どうしであれば、気にしてあげると喜ぶポイントだったりにも応用できていいと思います。
自分も「プロセスを褒める」だったりとか、他人の行動や意識を変えたいときに「どうしてうまくいかないだろうか」「逆にどうしてうまくいっただろうか」というようなことを深掘りしたりだとか、やっていましたが、改めて本にされるところを見るに特殊技能だったようで、結構な衝撃を受けています。まあ、自分もブログでいろんなことを発信しているので、ある程度分かってはいたことなのかもしれませんが。
「盲点の窓」などは、自分がうまくできるゲームを他人に教えるときなどによく指摘していた点でもありました。
そこそこ他人を育てるのがうまいというのは自負があったのですが、それには裏付けされた理由があったのだと自信になりました。
変化した社会、失敗の許されない社会、経験を積みにくい社会で生きていくにはどうするといいのか
端的に書かれてはいましたが、そうなんだろうなと納得感はあります。YoutubeやTikTokなどの動画サイトの台頭で、「正解」はたくさん見つかるようになった世の中で、「少ない経験を自分の血肉として活かしていく」必要がある場面は数多くあります。特に、人並みではなく「得意」になるにはよりその重要度が増します。
その中でいかに効率よく自分自身を成長させていくかみたいなことがテーマになってくると思っているのですが、その一つのやり方を提示してくれています。
(老害しぐさかもしれませんが)圧縮された動画コンテンツではなく、本という形で出会えたことが良かったなと思いました。
〆
要約することはできるのですが、ここで読んだ気になってしまうと、せっかくの良書のパワーが半減してしまうので、この辺にしておきたいと思います。
自分を変えたい、変わりたい、成長したい、人とコミュニケーションをうまくとりたい、などの人にはおすすめの本です。
あと㌰㌰クラゲが他人と接するときに気にしている点などが気になる方にもおすすめです。
ぜひ読んでみてくださいね。