㌰クラ雑記

㌰㌰クラゲの雑な戯言です

近況報告2+鈴木敏夫とジブリ展のネタバレ兼感想

おはようございます、㌰㌰クラゲです。

以前の投稿からあまり時間が経っていませんが、死ぬほど自分の生活に動きがあったのと、 いろいろ呟いていて「おいクラゲどうなっとんねん」という方が多いと思うので近況報告2として報告しておきます。

あと、ついでにこの間行ってきた、鈴木敏夫ジブリ展の感想でもまとめておこうかな~という気持ちです。

㌰㌰クラゲ限界を迎える

金曜日、あまりにも仕事ができる精神状態ではなかったので、休んで病院へ行きました。

結果は鬱状態(診断名は忘れました)とのことでした。

自分は結構ごねたのですが、医者から「あなたは今正常な判断ができているとは言えない、休め」とお達しがあり、休職をする結果となりました。

生れてはじめての幻覚、幻聴を経験

月曜日に「今週は耐えますんで、来週から休職させてください」と朝に上司に伝えたのですが、 思ったより体調が悪く、パニック症状や、生れてはじめての幻覚、幻聴を体験しました。

今までなめてたんですけど、あれ、まじで聞こえるし、見えるし、話したら反応返ってくるんですね。衝撃的でした。

でまあ、落ち着いた後に状況を見て、「あれ、ありえないくない?」となったので幻覚、幻聴だとわかりましたが、ここからが本番でした。。。。

「今見ているものは現実か?幻覚か?」と脳みそが疑心暗鬼になってしまい、ずっと周囲の状況を分析し続けて動き続ける感覚があり、 目を閉じて耳栓をして、情報を遮断しているのに、どんどん脳が疲れていくのが恐ろしかったです。

自分がまともなのかそうでないのかをずっと疑い続けなければいけない状態は、簡単に人を壊すんだなと思いました。

正直二度と経験したくないです。

とりあえず、もらっていた頓服を飲んでしばらくすると、脳みそも落ち着いてきて、なんとかなりましたが、本当に苦しかったです。 近くに誰もいなかったのも問題でした。客観的に情報を与えてくれる存在がないというのは結構ダメージがでかいです。入院という措置があるのも納得しました。

仕事も休むことが迅速に決定し、家事も妻に任せることで、一気に脳の負担が下がり、現在はこのブログを書けるくらいにはだいぶ落ち着いています。

ひとまず1週間は、現在と同じ状態を維持する方針で、その後受診し、投薬の判断などを経てから、少しづつ復帰しようかなと考えています。

脳みそがめちゃくちゃ楽

仕事+家事などの家庭での負荷がどちらも一気に取り払われたので、極端に考えないといけないことが減り、余裕が出てきました。

これを考えると、今までがいかに負荷が高かったのかがわかりますね。。。。

というような感じでした。

もうちょい日常的に負荷を上げすぎない方法を模索していきたいなと思いました。

ここからは先日行ってきた鈴木敏夫ジブリ展のネタバレ兼感想になります。

鈴木敏夫ジブリ

チケットとるのめちゃくちゃ苦労したけど、とれたので行ってきました。

ジブリ作品自体には、自分はそこまで思い入れはないのですが(とはいえナウシカとトトロは小さい時に何度も観てる)、やはり日本のアニメーション業界をけん引した人間のことを知る機会はそうそうないかな、という興味で行った感じですね(あと半分は妻がジブリ好きなので喜んでもらえるかな、という気持ちです)。

で、まあ感想なんですけど、仕事をする人間として、かなり参考になる部分が多かったし、行ってよかったなって思いました。

詳細は省きますが、大学生→編集者→取材系記事ライター→副編集長→プロデューサーみたいな経歴(だったかな?)らしくて、そのそれぞれの場所でよい人に巡り合い、最終的にジブリ一本化みたいな感じだったみたいでした。

編集部に入ったときにすでに才能を上司に買われていたこと、その後の取材経験がその後の仕事のやり方に影響を与えたこと、それを徹底的に自分の美学・哲学として貫くこと、いろんな要素があって奇跡的なタイミングで時代を作っていったのだというように、自分は読み取りました。

自分の実力だけでなんとかなる部分なんて実は一握りで、結局のところこれだけの実績を挙げた人でも、周囲の環境、人に多大に影響を受けるんだなあ、というのが全体を通しての感想でした。

特に共感したのは、人に寄り添おうとする姿勢、理論と情を使い分けるしたたかさ、自分だけではなく他人を楽にしようという思い、定量的な観測と評価と基準の作成と意思決定、そして何より、自分の置かれた環境からあらゆることを学び取り、自分の血肉としていく貪欲さでした(ほぼすべてですねw)。

特に最近は、周りを説得したり、うまいこと他人を巻き込んだり、そういう時に「人間は合理的な理論だけでは動かない」ということを実感していることもあり、非常に学びがありました。その使い分けるときの絶妙なバランス感覚は真似したいと思ってできることではないかもしれませんが、自分としては取り入れていきたい部分だなと思いました。

また、自分もマニュアルなどの重要性は理解しているものの、ここまで徹底的にできるか?と言われると疑問符が付くので、襟を正される思いでした。

結局のところ、組織をうまいこと作っていったり、いい仕事をするために必要な要素って、自分はエンジニア業界で、鈴木敏夫氏はアニメーション業界ですが、ほとんど共通しているんだなということもわかりました。先人の成功例をうまく自分の中に落とし込んで、うまいこと消化できたらなと思いました。

まあ語りたいことというかはまだたくさんあるのですが、うまく言語化できていないので、今回はこんなところにしたいと思います。 本も買ったので折を見て読みたいですね。

では皆さん、次までお元気で。私は休みます。またね👋