日常生活におけるPDCAサイクル
㌰㌰クラゲです。ビジネスマン(サラリーマン?)にはおなじみの、PDCAサイクルの話をしようと思います。
PDCAサイクルとは
聞いたことがない人も多いと思うので、説明しておきます。
PDCAとは、
- Plan(計画する)
- Do(実行する)
- Check(確認する)
- Action(改善する)
という4つの行動の頭文字をとったものです。順番に行われ、これが何回も繰り返し回っていくことを「サイクル」というので、「PDCAサイクル」とは「計画し、実行して、確認して、改善することを繰り返し行っていくこと」を指します。
具体例(日常の料理で考えよう)
例えば料理をするときに、
- 「まずは何も用意せずにやってみよう!」と計画します(Plan)。
- 実際に料理を作ってみました(Do)。
- 振り返りをして、もっと楽に、おいしい料理作るにはどうするか考えます(Check)。
- 今度は「メニューを見ながら作る」のがよさそうだと考えつきます(Action)。
というPDCAが1回目。
- 「メニューを見ながら作る」と計画します(Plan)。
- 実際に料理を作ってみました(Do)。
- 振り返りをして、もっと楽に、おいしい料理作るにはどうするか考えます(Check)。
- 今度は「調味料を粉のものから先に測っておく」のがよさそうだと考えつきます(Action)。
というPDCAが2回目。
- 「メニューを見ながら、調味料を粉のものから先に測っておいて作る」と計画します(Plan)。
- 実際に料理を作ってみました(Do)。
- 振り返りをして、もっと楽に、おいしい料理作るにはどうするか考えます(Check)。
- 今度は「調理のうちレンジを使っている時間の間に洗い物をする」のがよさそうだと考えつきます(Action)。
続く……
という一連のすべてのことを、「PDCAサイクル」と呼びます。
日常で行うことを効率化したい
自分はずぼらなので、日常的に行うことを、なるべく最小限の労力で、最高の成果を出していくのがうれしいです。空いた時間にゲームや趣味、妻とのくつろぎ時間の確保ができますからね。
例えば料理、洗濯、掃除などの家事、睡眠、人とのコミュニケーションなど、日常的にやらなければいけないことはたくさんあります。
これらをいつもまじめに1~100考えてやるのは、非常に面倒です。だから、ある程度決まりを作って、自分が考えなければならないことを極力減らしたりしています。
PDCAサイクルを回すのは、非常に難しい作業
妻や仕事の同僚などを見ていてわかったのですが、一般的な方にとって、この「PDCAサイクルを回す」ということは、非常に難しい作業だということです。
そもそもの話、「改善する」理由がわからない。できていればそれでいいのに…という考えをお持ちの方は結構多いです。
先輩からこういわれたから、同じようにやる。それでよくて、それをどうやって楽をしてこなすか、みたいなことに腐心するのは、面倒だからやりたくない、といった具合です。
また、やり方を変えると、結果が変わってしまったときに責任を取らないといけないので、そんなリスクを負ってまで改善をしたくない、という考えもよく聞きます。
価値観の違いと言えばそうなのですが、自分にとって改善することが結果的に利益になることに気づいていないことも多いです。
もちろん、職場によっては、楽になったら別の仕事が回ってくるので、慣れている今の業務だけやっていたい、というメリットが、やり方を変えない側にはあります。ただ、これは個人的には、自分自身の可能性をその業務だけで終わらせてしまう(つまり給料が上がらない)という、自分の可能性の喪失になると思うので、メリットとデメリットが釣り合うのかは疑問符が付きます。
ここに、そんな中で、PDCAサイクルを回すコツみたいなものを残しておけたらいいなと思い、自分が振り返るために書き残しておきます。
1. まずは自分がどうしたいか「目標」考える
まずは自分がどうしたいのかを考えます。「もっと楽に料理が作れたらいいのに…」くらいでいいです。もっとできそうな人は、「料理にかかる時間を〇分縮める」とか具体的な目標にすると、振り返りやすいです。
2. どんな「結果」が最終的に出ていればいいのか整理する
目指すべき結果は、常に確認する(Check)の段階で、一定の視点で振り返るのに大事です。また、周囲の人も、同じ結果になっていないと困ることがあります。
例えば料理なら「味、見た目、品数は変えない」ということになったりします。
自分一人なら「見た目、品数は気にしなくていい、味だけ変わらなければそれでいい」として、ワンプレートにすべての料理を盛り付けてしまうみたいな荒業もできますが、そういうのを一緒に住んでいる方が許せなかったり、子供がいて食育も兼ねたい、という要望もあるなら、もっとたくさん気にしなければいけない点は増えます。ひとまず、今回は「味、見た目、品数は変えない」ということにします。
3. 「結果」に「目標」を組み込む
今回は
- 目標:「楽に料理を作る」
- 結果:「味、見た目、品数は変えない」
組み合わせると
「味、見た目、品数は変えないで、今より楽に料理を作る」
となります。
実際にやってみて振り返りをしてみる
あとは、実際にやってみて、
- 「今までと比べて楽に料理を作れたか?」
- 「味は落ちていないか?」
- 「見た目は変わっていないか?」
- 「品数は変わっていないか?」
を振り返ればよくて、そこで「味が落ちてしまったから、次は正確に測ってみよう!」となったりすれば、もうあなたはPDCAサイクルの中にいます。
知らないもの、分からないものは怖いしできない
人間、知らないし、分からないものは怖いです。
同時に、知識がないと、そもそもできないことも多いと思います。
自分は職業柄、性格柄、いろんなことを調べては試し、いろいろと失敗しながらも、良いものを取り入れるようにしています。
そんな自分がいろいろ失敗してきて、学んだことを、皆さんには苦労せずに学んでほしいので、これからもこういったことはどんどん発信していこうかなと思います。
ぜひ、あなたの人生がより豊かになりますように。
それではまた 👋