㌰クラ雑記

㌰㌰クラゲの雑な戯言です

人を育てることと、自分がやってあげたほうが楽病の引き起こす問題点について

おはようございます。㌰㌰クラゲです。

今日は人を育てるときに、自分がやったほうが早い病が引き起こす問題点について、話していこうかなと思います。

人の成長は遅い

自分も新人教育などを担当したりする中で、当然ですが、人の成長ってそんなに急にガンと伸びることは少なくて、非常に緩やかに成長していくことが大半です。したがって、人の成長を見るときは、ものすごく長い目で見る力が必要になるなあと感じています。

自分がやったほうが早い病

これは自分も罹っている病ですが、「他の人に任せると時間がかかりすぎるので、自分がやる」というようなことを指します。仕事でも家庭でもなんでもそうですね。

また、同じ病を指して、「他人に任せるとその人が苦労するので、かわりに自分がやる」などもそうです。

これら2つの引き起こす最悪の結果

これら二つ、つまり、人を育てる場面で、「君に任せていると時間がかかりすぎるから自分がやるよ」とか「これは大変だから自分がやるよ」ということをやっていると、結構悪いことが起こります。

それは、 「自分がやってしまうので、任せるための育てるべき人の育てるべき資質が育たなくなってしまう」 という点です。

自分のやっていることを任せたりするために人を育てているのに、これでは本末転倒ですね。

特に後者は、一見優しさに見えるだけに、やってしまう人も多いのではないでしょうか。

では、これを防ぐにはどうすればいいのでしょうか?

覚悟と厳しさと責任を持つ

防ぐためには、「本人のためになることは、恨まれてでもやらせる」という 強い覚悟と厳しさ 、そして、 何かあったときには自分が責任を取るために、責任を持つ事 が必要です。

無責任に任せて、後始末をしない人間は信用されません。よく「面倒な仕事だけ投げてきて、自分は遊んでいる上司」などと揶揄されることも多いですね。こういった振る舞いをしてしまうと、信頼を失うことになってしまいます。

そして、「恨まれてでもやらせてみる」という覚悟は必要です。大変なことを任せると、自分は教育のために任せたのに、本人からは「こんな大変なことを任せやがって」と恨まれてしまうこともあります。でもこれはそういうものなのです。恨まれたくない気持ちは僕も痛いほどわかります。特に八方美人なタイプの人なら尚更です。

でも、人を教育する、育てるというときには、時としてこういった覚悟が必要な場面があります。

自分が恨まれてでも、結果的に本人の力になる行動を遂行する。そうすることで、自分の手は離れてしまうかもしれませんが、その人が自分で生き抜く力のようなものを手にすることができることでもあります。子が親離れをするように、親も子離れをするように、育てる側も育てた側から離れることも重要なことなのです。

今まで大変なことがあった人たちへ

大好きな人から酷い扱いを受けて傷を負った方もいるかもしれません。でも、もしそれが自分がこの先生きていくために必要なことを教えてくれたのだとしたら、こういった葛藤が傷つけた側にはあったのかもしれません。そういったことに思いを馳せながら、今一度、自分の過去を振り返ってみるのも、偶にはいいんじゃないでしょうか。

ではまた👋